春日神社

仙台市青葉区春日町8-3 (平成25年8月1日)

東経140度52分07.10秒、北緯38度15分48.90秒に鎮座。

この神社は、仙台駅の北西1km程の辺り、仙台市の中心部らしくビルの谷間に鎮座しております。

御祭神 天児屋根命・比売神・武甕槌命・経津主命

春日神社縁起
凡そ八百年の昔櫓町の辺に柳清水と云う湧泉が有り(後に仙台三名泉の一つとなる)柳の木の傍に奈良春日大社の御分霊を祀る社が有った文治年間、源義経公が道中の折に柳の木に駒を繋ぎ参詣をなされた傳説は、駒繋ぎの柳と共に後世の語り草となった。爾来星移り年替り幾百星霜、國分氏より伊達氏の城下となり眞言宗定禅寺の門徒で立町一丁目青山照光院別当の預りとなりしが、安永五年四月十七日の大火に悉く焼失した。以後北材木町近辺に住む氏子等の請願に依り、当地に社殿を建立し安永九年三月十五日に遷座された。幕末、明治、大正昭和となり、昭和弐拾年七月九日の空襲により歴史ある建物もすべて灰燼に帰し、終戦となった。併し再度の災火にも拘らず御神体は崇敬者によって守られて八百年の傳統を此の度再度奥殿に祀る事が出来た事は誠に幸せな事である。漸く終戦の混乱も戦後十有余年にして治まって人心も泰平となり、町内外の信仰厚き氏子篤志家の努力によって、昭和三十四年十月に現社殿が落成し今後町内はもとより萬民の守護神として崇められる事になった。
境内由緒書き より

由緒
往古櫓丁柳清水の辺に御鎮座されたが、文治年中源義経奥州下向の節、この社に詣でし時柳に駒をつないだことから「駒つなぎの柳」といわれた。御神体は翁の面である。別当を青山照光院といい、立町1丁目にあった真言宗の寺院で定禅寺門戸である。後、現社の春日町(旧北材木町)に遷祀した。(御府内珍集記)安永5年4月17日火災に罹り全焼、同9年3月15日再建、昭和20年7月10日戦災にて全焼。同34年10月復興遷座して現在に至る。
宮城県神社庁公式サイト より

神社全景

神額

社殿

内部


玉光稲荷大明神

神額

社殿

稲荷を護る一体だけの狛犬
(年代不明)