蠣崎(かきさき)神社

仙台市青葉区片平1-2-18 (平成25年8月1日)

この神社は、仙台駅の西1.4km程の辺り、仙台市の中心部に鎮座しております。中心部ではありますが、良覚院丁庭園の西側片隅に境内があり、緑豊かな落ち着いた雰囲気の神社となっています。

御祭神 保食神・磯良神

馬上蠣崎神社の由来
藩祖政宗公に功臣後藤信康が献じた五島という愛馬があった。年老いて慶長十九年(1614)十月公の大坂出陣に洩れた事を悲しみ本丸の崖から飛下り死亡した。依ってその地蠣崎に葬り馬上蠣崎神社を建てて祀り追廻馬場の守護とした。明治四年片平丁の旧一門格修験良覚院跡に移して社殿成り、桜田如水を宮司として市民の間に五島墓さんと称して親しまれた。古来旧三月十五日草餅を笹に付けて門口に挿し、病送りとする梅若のコトの日を祭日としたが、後八月一日二日に改めた。子どもの馬脾風(ジフテリヤ)除けの信仰があり、胡桃を奉納する。
境内由緒書き より

由緒
明治以前のことについては詳でない。本社はもと天守台東崖中復蛎崎と云ったところに鎮座ありしが、明治の初め追廻し一帯が陸軍用地に収められ、明治18年ころ軍の要請によって現社の地に奉遷した。昭和37年1月火災によって社殿が炎上したので、この年建立して10月神霊を安鎮した。
宮城県神社庁公式サイト より

神社全景

境内

社殿

小ぶりだが、不敵な面構えで存在感十分。拡大写真はこちら。
(嘉永4年(1851)辛亥6月吉祥日建立)

神額


役小角?

山神