羽黒神社

仙台市青葉区北山2-8-15 (平成25年8月1日)

東経140度51分29.76秒、北緯38度16分49.55秒に鎮座。

この神社は、JR仙山線・北山駅の南東300m程の辺り、やや高台の住宅地の中に鎮座しております。

御祭神 倉稲魂命・火産霊神

北山羽黒神社
羽黒神社は、同社因縁記(享保元年<1716>記)によれば、伊達政宗公が、仙台城築城の慶長七年(1602)北山に建立した。
保春院殿が嗣子なきを憂え、長海上人を湯殿山に参籠させた所、夢枕に立った偉僧の梵天を宿して生まれたのが政宗公と記される。
偉僧は、湯殿山初代の行者萬海上人で、その弟子長海上人と慶印上人とが、師の生まれかわりの政宗公が慶長五年(1600、関ヶ原の年)上杉軍と戦った折、大いに助勢した功をめでて慶印上人を羽黒神社開祖とした。
病める者も、十中九は立ち所に治るなど霊験あらたかであると因縁記は述べている。
境内由緒書き より

由緒
福島県の青葉山にあった羽黒権現を奉った寂光寺が伊達政宗に従って仙台の地に来、慶長7年(1602)に羽黒権現の社と寂光寺を北山に移したと、「奥州仙台青葉山寂光寺羽黒権現因縁記」(1716)に書かれ先述に巻物に記されています。月山・湯殿山神社の社殿は前の羽黒神社の社殿で江戸時代後期に建てられたと見られ、仙台市の登録文化財になっています。社務所の隣にあります竹駒神社の裏手に小山があり、仙台の文化財地図によりますと古墳となっておりますが誰の墓であるかは不明です。その小山の上に樹齢380年のエゾヒガン桜が有り仙台市の保存樹木に指定されています。
宮城県神社庁公式サイト より

参道入口

社号標 神額

参道

庚申塔 石仏

境内入口

阿吽で顔つきも鬣も異なるユニークな狛犬。拡大写真はこちら。
(嘉永元年(1848)6月15日建立)

境内

拝殿

神額

本殿


月山神社・湯殿山神社

愛宕神社

竹駒神社

羽黒神社 石塔