鹽流(えんりゅう)神社

仙台市青葉区熊ヶ根 (平成26年8月1日)

東経140度41分34.10秒、北緯38度17分51.56秒に鎮座。

この神社は、JR仙山線・熊ヶ根駅の東800m程の辺り、赤沢山の南側斜面に鎮座しております。

御祭神 武甕槌命・経津主命

由緒
創建は江戸時代以前で、中世にさかのぼる可能性があるがはっきりしていない。江戸時代の安永3年(1774年)頃に作られた『安永風土記書出』には、熊ヶ根村の村鎮守として「塩流山明神社」があり、今の塩流神社にあたる。その伝えでは、塩流神社の神は塩竈明神(鹽竈神社の神の意)の姉だという。社は南向きで四尺、鳥居も南向き、長床も南向きでたて5間、横1間半あった。塩流山和光院という修験寺が別当であった。 明治時代はじめの神仏分離令により、塩流山神社に対する和光院の別当は解消になった。和光院はそのまま衰微して廃寺になった。塩流山神社は1875年(明治8年)7月10日に村社になった。熊ヶ根村が合併して広瀬村の一部になってから、1919年(明治22年)5月23日に廃止され、上愛子にある諏訪神社に合祀された。これは内務省の神社合祀政策によるもので、広瀬村の神社を一本化しようとしたものである。しかしこの後も塩流神社に対する祭祀は途切れず今に続いた。 神社は明治35年(1932)旧暦3月10日に火災にあい、3年後の6月28日に新しく建て直された。この社殿は1954年(昭和29年)に焼失し、以後仮宮に移された。1975年(昭和50年)4月に、本殿、長床、鐘楼堂、鳥居が再建された。
ウィキペディア より。

熊ヶ根の街中より始まる参道入口

参道

鳥居と社号標

参道

割拝殿

参道

本殿


石祠