大崎八幡神社

大崎市岩出山下野目字境(平成19年7月28日)

この神社はJR陸羽東線西大崎駅の東500m程の辺りに鎮座しております。秀衡の家臣照井太郎高直が建立したとあります。

高倉天皇の承安年間(1,171〜1,174)藤原三代秀衡の家臣照井太郎高直が、丸山に居城の時、秀衡の命で、八幡神社を下野目八幡田の地に勧請し、鎮護の神とした。寿永年間(1,182〜1,184)源義経が平氏討伐の際、秀衡の夫人が義経の戦勝を祈るため、家臣江刺某を当社に遣わし神鏡を奉納した。神鏡は、経四寸、裏に蓬莱仙島を彫り、四辺に菱形紋を環したもので、現在は社宝として保存している。暦応年間(1,338年頃)管領大崎家兼は地頭に社殿を修復させて大崎氏の氏神として崇拝した。天正年間、江合川の大洪水に見舞われ、社殿を往時の鳥居があった現在地に移した(当時の社殿は国道西附近)。元治元年(1,864)社殿を再興したが、昭和三年焼失し、元社殿は仙台青葉神社の御本殿を移築したものである。
岩出山町教育委員会

神社入り口。

境内の様子。

拝殿と本殿。

境内社。

石碑。中央の石碑は「金華山大辨財天女碑」と彫ってあります。

嘗て稲荷神社もあったのでしょう。尻尾が立ってなく可愛いお狐様です。