温泉石神社

大崎市鳴子温泉字川渡(平成19年7月28日)

この神社はJR陸羽東線、川渡温泉駅より南西1km程の辺りに鎮座しております。藤島旅館で尋ねた方がわかり易いかも知れません。

温泉石神社は約壱千百年前に作られた「延喜式神明帳」に、玉造郡三座の一として登載されている延喜式内社である。承和四年(837)この地に大噴火が起り雷響き振え昼夜止まず。周囲二十余尺の大石の根元より温泉河に流れその色水漿の如しと。依ってこの石を温泉石神として祀り鳥居だけがあった。其の石上に承和十年神社を建立し、大汝貴命、小彦名命を祀り土地の人達この状を具して朝廷に奏し、明治七年大口村の鎮守神として村社に列せらる。民生の安定、五穀豊穣祈願。天然の温泉の神恵を感謝して毎年祭典が執り行われている。
歳旦祭 一月一日
どんと祭 一月十五日
例祭・七五三 十一月十五日
境内入り口由緒書きより。

社号標と参道入り口。参道左手は藤島旅館。

拝殿正面。

所謂昭和か。でも既製品とは違います。

(昭和51年(1976)11月吉日建立)

境内の末社。