鍋倉山八幡神社

大崎市岩出山字下金沢(平成19年7月29日)

この神社は岩出山小学校の北500m程の辺りに鎮座しております。

前九年役に、源義家がこの地を通った折、安倍貞任討伐のため、石清水八幡宮の分霊を勧請したと伝えられている。大崎氏の統治となり、社運も隆昌し、藩政時代には伊達政宗が、大崎一揆平定の祈願をこめた神社として、一揆平定後、社殿が造営され社領三貫文(三十石)を与えられた。政宗が岩出山城内に、米沢から成島八幡の分身を遷座し、八幡平と称し一祠を建立した。その後明治維新の神仏分離令により、村内の愛宕神社、竹駒神社、神明社を鍋倉山八幡神社に合祀するなど由緒ある神社である。
岩出山町教育委員会

境内の由緒書はこちら。

社号標と神社入り口。

神橋を渡り参道は石段となって境内へと続きます。ここから150m程でしょうか。

参道途中の稲荷神社。

二の鳥居。 最後の石段。 上からの眺め。

拝殿正面。

昭和17年。既に岡崎型となっています。

(昭和17年(1942)11月23日建立)

拝殿すぐ前に控える小粒乍ら、しっかり睨みを利かせている狛犬。

(大正6年(1917)9月15日建立)

拝殿と本殿覆い屋。

鐘楼 北宮神社