富主姫神社

名取市閖上東2-13-1付近 (令和5年7月20日)

東経140度57分25.83秒、北緯38度10分10.17秒に鎮座。

この神社は、仙台東部道路・名取ICの東南東2km程の辺り、閖上東の街外れ、閖上港近くに鎮座しております。

御祭神 市杵島姫命

由緒
江戸時代、塩場より製造した塩を幕府に献上するため、船で江戸へ運搬する途中、房州(千葉県南部)沖で遭難したとき、船頭たちが竹生島弁財天に祈願したことにより無事帰還できたという御利益に感謝し、竹生島弁財天を伊藤家(製塩業)に勧請し、塩場近くの沼に弁天島を作り氏神様として祀られたのが始まりとされております。その後も豊漁守護の御利益が数々あり、町中より参詣者が絶えないことから富主島(閖上3丁目、宮下橋付近)に御鎮座致しました。
伊達藩の貞山運河開掘などを機に一時冨主旅館へ御鎮座したのち、明治41年に湊神社へ合祀されました。大正9年閖上の住民によって日和山が築山されると、その山頂へ御鎮座致し今日に至っております。
平成23年3月11日の東日本大震災による津波によって御社が流失しましたが、平成25年5月に新たな御社が建立され、閖上の地を見守られておられます。
境内由緒書き より。

神社全景

鳥居

神額

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(大正2年(1913)7月19日建立)

参道

境内

社殿

神額


閖上桜

卒塔婆

石碑