天神社
宮城郡松島町初原宮下16 (平成19年7月22日)
この神社は三陸自動車道・松島大郷ICの東北東約900m、三陸自動車道高架のすぐ近くに鎮座しています。入口にお厨子の説明がありますが、本殿はしっかり覆われ、拝見することはできませんでした。境内までは豊かな鎮守の杜の中の石段を、結構歩かなくてはなりません。
正徳3年(1713)の修理棟札があるということはそれ以前の創建ですが、案内が無く、御祭神が菅原道真公であるという以外は、勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。春季例祭が4月第4日曜日に執り行われています。
石段の参道 |
境内から振り返る |
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境内入口にいる寛政10年(1798)生まれの狛犬
石巻市・鹿嶋神社に見られるように、この時代の狛犬はこういう小顔でふくよかな体つきの狛犬が、流行だったのでしょうか? この狛犬はやはり前脚の片方を引いていますが、阿は少しだけ、吽は後ろ脚の上に乗せるという珍しい形をしています。吽にだけ宝珠のような平たい突起が付いています。
狛犬の拡大写真はこちらで |
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(寛政10年(1798)9月建立) |
拝殿 |
本殿 |
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子安観音堂 |
子安観音像 |
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子安観音堂前の年代不明の小さなはじめタイプ狛犬
阿吽の位置が反対で、和犬のような顔つきをしています。共に角付きで横に長い目をしています。余程脆い石なのでしょうか、結構あちこち欠けていて、特に阿のお尻はありません。
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