八幡神社

黒川郡富谷町今泉八幡下62(平成19年7月26日)

 この神社は今泉地域の県道56号線に面して鎮座しています。鳥居を潜り30段弱の石段を上がると、平坦な参道となり、境内は明るく開けています。境内に聳える何本かの木が寄り添うように絡み付いたご神木が見事でした。
 この社の御祭神は誉田別尊と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。4月第2日曜日の例祭には、3年に1度神輿渡御が行われたり、「町指定文化財・天津流南部神楽」という法印神楽と山伏神楽の長所を汲み、伝説、逸話、奥浄瑠璃を脚色した独自の芸能が、豊作や家内安全を祈願して奉納されています。

神社入口 社号標
境内への石段 参道の様子と境内入口
拝殿前、明治30年(1897)生まれの狛犬
ふくよかで穏やかな狛犬ですが、何があったのか大分傷んでいます。縦置き、左右共に吽形で、左の狛犬は宝珠を付け、右の狛犬は丸いものが付いていた跡が見えます。
 狛犬の拡大写真はこちらで
(明治30年(1897)正月元日建立)
拝殿 本殿
ご神木 末社三社
神楽殿