熊野神社

栗原市若柳大林境前10 (平成25年7月31日)

東経141度06分37.00秒、北緯38度46分44.75秒に鎮座。

この神社は、東北自動車道・若柳金成ICの東南東2.5km程の辺り、迫川北岸の堤防上をはしる道路から見下ろす所に境内があり、下って参拝というやや珍しい神社となっています。

御祭神 伊弉冉命

由緒
文治年中(西暦1185年〜1189年)源義経が平泉に下向の際、従者の鈴木三郎重家という者が、老母の病を看病するため、郷里紀州(和歌山県)の藤代に居たが、義経をしたう余り、こっそり母をすててその跡を追って、此の地に来た。ところが、眺めが非常によく、鳥がたくさんいて、何かふしぎな感じにうたれ、此の地が尊い場所の様に思えたので、本社と本社より西方一直線に、三町(約330メートル)毎に、阿弥陀如来と薬師如来を安置し、その境内に各々一株の杉の樹を植えたという。本社の杉のみ現在残り、町指定天然記念物「熊野神社の大杉」と呼ばれている。社内に鈴木重家の使用せる笈(オイ)一個と円光大師の作という不動明王の木像が保存されている。明治10年6月村社となる。
宮城県神社庁公式サイト より

参道入口

神額

参道

境内入口の素朴なはじめ型狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿前より見る狛犬

拝殿

本殿


末社

大杉の説明

大杉

石祠や石碑