神明社

岩沼市押分志引479(平成19年7月25日)

 この神社は仙台東部道路と国道6号線に挟まれた阿武隈川左岸に鎮座しています。
 奈良時代・人皇46代孝謙天皇天平宝宇6年(762)藤原朝臣恵美が按察吏鎮守将軍として多賀城にきて、文兵の鎮護としてこの地に日月堂を勧請し、日の神月の神天照皇大神を祀ったのが創祀といわれています。享禄4年(1531)社殿を相殿造りとし伊勢の内外宮の土を奉遷し社内に埋め祭祀を行いました。もともとはもっと上流に鎮座していましたが、元禄年間(1688〜1704)の洪水で、この地に流れ着いたものと伝えられています。阿武隈川最下流域のこの地は常に水害との戦いの連続でした。昭和61年、平成6年にも水害に襲われ五間堀川の分水路事業や床上浸水対策などによる土地買収金で、平成10年本殿が造営されました。(境内由緒より抜粋)

神社入口
社殿
愛染明王、山神、金比羅大権現、庚申塔等