和渕神社

石巻市和渕和渕町1 (平成25年7月30日)

東経141度13分28.72秒、北緯38度31分38.68秒に鎮座。

この神社は、JR気仙沼線・和渕駅の北600m程の辺り、旧北上川と江合川の合流点すぐ西側、小さな山の頂に鎮座しております。

祭神 経津主神・武甕槌神・大己貴神・靇神

由緒沿革
延喜式内社(牡鹿郡十座のうちの一座)で風土記御用書上げによると田村麿将軍大同二年(806)遠田郡箆岳へ十一面観音を、建立の節に和渕山本宮に「木船明神」を勧請したのがはじまりと、伝えられる。その後、和渕村の火災により別当屋敷とも類焼し、関係記録は焼出した。
又、産土神和渕神社の由緒と祭典について昭和十七年十月九日発行和渕神社氏子総代謹誌によると、大古香取神社の神船、常陸より八重の塩路に乗り牡鹿郡和渕山の西辺(船島)に着き、その東方に船を留め(船澤)山頂に「船澤山猿霊(さだま)峠(樹霊峠)に宮柱を立て神様を祭祀したとも伝えられる。
境内由緒書き より

合流点に架かる橋は「神取橋」となっています。江戸時代は渡し舟で二軒の舟場屋があり、近くには穀改番所もあったようです。

参道入口

延喜式内社香取伊豆御子神社。延喜式神名帳に記載されている式内社で
牡鹿十座のうちの一社である。大同二年坂上田村麿創建とも伝う。

参道

参道と割拝殿

境内

石段上部のはじめ狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

神額

拝殿内部

本殿覆屋


八幡神社


後継子之祠


古峯神社 石塔