石巻市雄勝町船越天王山4-2 (令和5年8月8日)
東経141度30分52.07秒、北緯38度31分45.96秒に鎮座。
この神社は、この神社は、JR石巻線・女川駅の北東12km程の辺り、天王山の街外れに鎮座しております。
御祭神 船霊神・素戔鳴尊
由緒
本社は崇徳天皇の大治元年(1126、平安)の創建と伝えられ、(口碑)応永3年(1396室町)の頃は石峰宮、享保ごろは観音堂と称された。(社蔵文書)又、俗に天王さんと呼ぶ。享保10年2月26日仙台藩主伊達獅山公(五代吉村)山追出駕の砌り、本社別当肝入又左衛門の家にて中食、本社に日和祭を行った。(社蔵文書、口碑)社殿は享保3年、寛政12年及び弘化3年再建された。(棟札)明治5年11月現社号に改め村社に列せられた。昭和18年社を天王山に移す。同年4月19日南北朝代から生出家一門の崇敬して来た八雲神社を合祀する。○御神名を古事記によって「大」の字を補う。船霊神は、主として船乗り、船大工、漁村一般に信仰される特殊神で、船そのものの霊、船舶の守護神と仰がれ、又、漁撈の神とも考えられるもので、古来或は住吉神、猿田彦神(仏徒は、天祀、弁財天)と説かれ、一定しないが、大綿津見神のみとする例はない。山号を天王と称するは、素尊合祀以前からとおもわれる。なお、深く考うべし。
宮城県神社庁公式サイト より。
参道入口
参道
境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
拝殿
拝殿前の岡崎型狛犬
神額
本殿覆屋
石祠
鳥居越しに見る船越湾
津波で倒壊した鳥居等