宇気比神社

津市小舟 (平成17年3月25日)

いかにも旧村社といった感じです。

予想通りと言うか。でもこの雰囲気は嫌いではありません。

今一好きになれない、昭和の狛犬。

拝殿と、勿論神明造りの本殿。

 この神社については、創建も由緒も御祭神も何も分かりませんでした。
でも社名の「宇気比」が何故かとても気になって調べてみました。ところが辞書には載っていません。
 インターネットで調べまくり、やっと答えが見つかりました。それによると
 「宇気比」とは神慮を伺う秘法で、『古事記』にも天の岩戸の前章に宇気比の神話があるほどです。「宇気比」には三つの作法があります。一つは、審神者(神主・祈祷師)を以て神命を問うこと。二つめは、〆事(みそぎ・祓い)を以て神の心を問うこと。三つめは、夢見て神の訓を請う(願をかける、ひたすら祈ること)こと…とありました。
(ふるさと寺子屋塾より)
 この神社ではどのような理由でこの社名を付けたのでしょうか?