大市神社

津市岩田 (平成17年3月25日)

 この神社も式内社ですが、創建は不詳です。
 昔、安芸郡村主村が大市村と呼ばれて居た時にその川辺に祀られていましたが、石田川の洪水時に流失して石田村の河辺の古松にかかったので、里人がこれを引上げて鎮祭し川松社と称しました。そして石田村の産土神と崇敬される様になり、度々の水害を免れたので、何時の頃からか現在の社地へ遷座して、本殿、拝殿等を建設、大市神社と通称される様になりました。主祭神は大市比売命(須佐之男命御后)、配祀は祖母嶽神、罔象女神、武速須佐之男神、天照大御神、大名牟遅命、少彦名神、布都御魂神、事代主神、市杵島姫命、宇迦之御魂神、天水分神、大山祇命、菅原道真公です。
 明治15年郷社となり、明治40年に佐伯社、山中社、須貿神社、津興神社が合祀され、明治41年に船積伊奈利神社、伊奈利神社が合祀されました。

   境内入口
此処は素木の伊勢鳥居です

まだ梅の花が満開でした。

拝殿

本殿

古い話で恐縮だが、1965年1月14日、津市が市立体育館の地鎮祭を同市船頭町の建設現場で主催・挙行したことに端を発する「津地鎮祭違憲訴訟」。この地鎮祭は、宗教法人大市神社宮崎吉脩宮司ら4名の神職が、神式に則り厳かに行ったが、そのための公金7,663円の支出が、憲法20条、89条に違反する違法な支出であると訴えたこの裁判。ここの神社の宮司さんが地鎮祭を執り行ったんですね。ただしもう、お亡くなりになっているようです。私は地鎮祭を行い公費を支出した事が憲法違反とはならないと思いますが。