白山比咩(しらやまひめ)神社

津市白山町川口7120 (平成26年5月10日)

東経136度22分38.79秒、北緯34度38分41.03秒に鎮座。

この神社は、JR名松線・伊勢大井駅の西1.2km程の辺り、ゴルフ場が立ち並ぶ山沿いに鎮座しております。

御祭神　菊理比咩命・伊弉諾命・伊弉冊命・外十六柱神

御由緒
往昔、家城村の住人家城与左衛門の息子で円乗坊という高僧あり鎮徳上人という。上人、諸国の神社を参拝し、加賀の国一の宮、白山権現に詣で大麻を受けて故郷の老母の顔を見んとて帰国、家城の近く雲出川瀬戸ヶ渕の岸で路傍の石に笈をおろし暫し疲れをいやしていた時、笈の中から七羽の白鳥が飛び立ち、小倭郷、竹原、飯福田、山田野、八対野、川口、家城の七ヶ所に羽を休めたという。後、この七ヶ所に鎮徳上人が祠を建て、白山比咩神社加賀白山の御分霊として奉斉したのが始まりと伝えられている。
万治二年(一六五九)の「山雄田興廃記」によると、昔は社殿、建物、宝物、記録など整っていたが永禄十二年(一五六九)織田軍勢の兵火に罹り、殆どを焼失したとのことである。慶長二十年(一六一五)に本殿が再建され以後、拝殿、参籠所等、時を追って復興し、昭和六十、六十一年の二ヶ年に亘り本殿の大改修が行われた。又、新しく参道もつけかえ更に氏子一同の寄進により大鳥居が立派に完成した。
参拝のしおり　より　参拝のしおりや境内由緒書きはこちら。

境内より500m程西に立つ一の鳥居