椋本の大椋

津市芸濃町椋本 (平成26年5月9日)

東経136度25分40.01秒、北緯34度48分14.35秒に鎮座。

この地は椋本神社の所有で、地名「椋本」の由来となっております。

椋本の大椋
高さ18メートル余、周囲8メートルのムクの巨樹。樹齢は、1500年以上と言われています。
「嵯峨天皇(809〜822)の頃、征夷大将軍坂上田村麻呂の家来、野添大膳父子が伊勢路を流浪し、この地に逃れた時、巨大なムクの木を見つけ、その下に草庵をつくって住んだ。」これが、椋本の発症だと言い伝えられています。
明治3年(1870)9月18日の夜、暴風雨によって巨枝がおれてしまった。その時の神官、駒田巽氏がその枝をそのままにしておくのはしのびないと考え、獅子頭を彫刻し、明治7年(1874)、椋本神社に奉納しました。昭和9年(1934)1月12日には、国の天然記念物に指定されています。
境内説明板より