美濃夜(みのや)神社

津市芸濃町雲林院2750 (平成26年5月9日)

東経136度24分13.89秒、北緯34度48分22.75秒に鎮座。

この神社は、伊勢自動車道・芸濃ICの西5km程の辺り、芸濃町雲林院の街外れ、小さな山の麓に鎮座しております。

主祭神淤美豆奴神
配祀神深淵之水夜礼花神・火産迦具都智神・波迩夜須毘売神
合祀神金山毘古神・猿田毘古神・天宇受売命・八衢毘古神・健速須佐之男命・八衢毘女神・天穂日命・天忍穂耳命・天津彦根命・活津彦根命・熊野久須日命・多紀理姫命・田心比売命・市伎島姫命・美都波能女神・瀬織津姫命・上筒男命・中筒男命・底筒男命・久那斗神・迦具都知神

由緒
景行天皇三年初めてこの地に金山彦命を祀ったと「伊勢惣国風土記」と「槁本家文書」には記されている。「延喜式神名帳考証」には美濃夜みのやは「水之祖」みのおやの意であるとして祭神に彌都波能賣神をあげている。また本社を溝渕大明神と称えていたことから、雲林院家の御祖氏みそうじ神を祀ったものとする説もあるが御祭神の中に子の神の御名は見えない。康和五年(1103)忍田地頭宗重の棟札が残されていることから雲林院氏抬頭以前、平氏の時代から衆人の崇敬が厚かったことが伺える。察するに、雲林院氏が天正の乱に失脚するまでは、春秋の祭礼も盛大であったようで往時を偲ばせる棟札十数枚が残されている。明治四一年三月村内にあった無格社一六社を合祀して今の姿になった。
三重県神社庁公式サイト より

参道入口に立つ一の鳥居と社号標「式内美濃夜神社」

参道

二の鳥居

拝殿

拝殿内部

本殿


山神

忠魂碑