神館飯野高市神社

鈴鹿市神戸2 (平成17年3月26日)

ここは天照大御神の鎮座の地を求めて諸国を巡った倭姫命の足跡を残す式内社です。普通は鳥居の向こうに拝殿、本殿が見えるのだが、ここは鳥居の隣に本殿がある。思うに、鳥居の向こう側に竜光寺と言う寺があり、明治に分離させられる迄一体であった筈である。その時代、社殿は寺を向いており、毎朝拝殿で僧侶の読経が行われたのであろう。分離後道路に面した側に鳥居を建てた為にこんな配置になったのだと思います。

大正4年3月建立のとても賢そうな狛犬一対。

摂社の稲荷神社。
これも明治になって近くから移転させられたのでしょう。

神社入口と伊勢鳥居

入口と社殿の関係

お寺の造りのような拝殿

神明造の本殿

優しそうなお狐さんだが吽の顔が補修してある