長瀬神社

鈴鹿市長澤町 (平成17年3月26日)

東経136度29分2秒、北緯34度56分23.39秒に鎮座。

この神社は、東名阪道・鈴鹿ICの北北西1.5km程の辺り、お茶畑の中で、豊かな杜に囲まれ静かに鎮座しております。延喜式に「伊勢國鈴鹿郡並尓長瀬神社」と記載される、式内社となっています。御祭神は倭建命。本殿裏に、「武備塚」と呼ばれ、命の稜とされる古墳があるようです。

参道入り口

境内入り口

拝殿

背後の緑と調和して美しい本殿

日本武尊御陵道の道標について
当社の本殿奥にある塚は「武備塚」といいます。江戸時代尊王論の風潮とともに、日本武尊の稜の探索が始められた時、この塚を亀山藩(藩主・板倉勝澄)が、尊の稜と定めました。
この道標は、明治元年に現在の亀山市本町(三本松)の鳥居の横に建立されたものです。その後、道路の拡張と、明治十二年内務省の再調査により川崎町田村の王塚が尊の稜に指定されたこともあって、ここに移されました。しかし今なお尊の稜については諸説があります。
長瀬神社宮司