関西地方で木花之咲耶姫は珍しいのではないでしょうか。現在では木花之咲耶姫と言えば富士山を思い出すように、関東では木花之咲耶姫を祀った神社はそこそこ有ります。もっとも天孫邇邇芸命の妻となった木花之咲耶姫が関東の地に至るのははるか後世の事でしょうから驚くことも無いのでしょうが。

阿は宝珠、吽は角が有ります。製作年代は不明だが、江戸後期の作品かと思われます。