阿射加(あざか)神社

松阪市小阿坂町120 (平成26年5月10日)

東経136度28分17.71秒、北緯34度35分15.08秒に鎮座。

この神社は、伊勢自動車道・松坂ICの北1.6km程の辺り、伊勢自動車道にほど近い街外れに鎮座しております。

御祭神 猿田彦大神

由緒
阿射加神社は、平安時代初期には県内でも数少ない延喜式内大社格に列せられていた古社で、猿田彦大神を祀る。御火試・粥試神事及び小阿坂かんこ踊りは、現在、境内で毎年1月14日に近い土曜日の夜に行われている。また、境内の社叢は松坂市指定天然記念物に指定されている。
境内由緒書き より

倭姫命が皇大神の御神霊を奉じ、諸国を巡行せられたとき、安佐賀の山の嶺に荒ぶる神がおり、倭姫命は宇治の五十鈴の川上の宮に行くことが出来なかった。倭姫命はこの荒ぶる神の所業を天皇に申し上げるため伊勢大若子命たち三人を朝廷に遣わされたところ、天皇は大若子命に命じて荒ぶる神を祀るための様々な贈り物を賜えた。大若子命はその贈物をもって荒ぶる神に捧げ、ついに安らかに鎮めることができ、安佐賀に社殿を建て、伊豆速布留神をお祭りするようになった。この社殿が今の阿射加神社で、伊豆速布留神とは猿田彦大神。時は垂仁天皇18年の4月16日のことで、神社創建にかかわった大若子命は、当社の境内社「大若子命神社」に祀られている。
承和2年(835)従五位下、斉衡2年(855)従四位下、貞観8年(866)従三位を捧げ奉ると国史にみえている。「阿射加神社(並明神大)」とある式内社は当社のことである。
三重県神社庁公式サイト より

神社遠景

一の鳥居

二の鳥居

三の鳥居・神橋・四の鳥居

境内

五の鳥居

初期岡崎型狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和5年(1930)10月建立)

神門

一殿三座とはこの事を言っているのでしょうか。


大若子神社

大若子神社左手、陶器製の愉快な狛犬達が仲良く住んで居られます。