(いし)神社

亀山市三寺町590 (平成26年5月9日)

東経136度27分51.02秒、北緯34度49分29.00秒に鎮座。

この神社は、JR紀勢本線・下庄駅の北西2.5km程の辺り、三寺町の街外れ、北側の丘陵に広がる杜の中に鎮座しております。伊勢国鈴鹿郡石神社と記載される式内社です。

主祭神 須佐之男命

由緒
古来より石(いわ)神社とも称していた。『三国地志』によれば、当社は比々留明神祠と言い、比々留明神はひびる谷つまり昼生七郷の総社として崇められていたとのことである。御巫清直の『神社検録』は、次のように記述している。「其村(三寺村)ノ産神村ノ西ナル小山二在、広大ノ社地ニシテ、樹木欝葱シ兆域ノー鑿壁鑿セルカ如シ、實二千歳ノ旧祠ト見ユ、社前ノ田ヲ石カ原卜云ヒ、東ノ谷ヲ天神カ谷、北ノ谷ヲ岩ノ谷ト字ス、西ハ馬場ノ畠二列リ、ママニ古道アリテ域内二人ル、礼南ノ小山二嶮路ヲ開キ、鳥居ヲ建テ扁額ヲ掲ケ正一位晝生大明神ト記ス、文化年中ノ所作ナリトソ」一時期、昼生大明神と称したのは、いつの頃にか社号が不明になって行ったかららしく、本来は、社参道の口に立っている「石神礼拝所」と書かれた石標の示す通り、石神社であるとしている。(明治七年建立)当神社所蔵の獅子頭一ロは、古来三年に一回ずつ安知本から下の庄に至る道中を順に舞ってまわる慣例になっている。
三重県神社庁公式サイト より

参道入口

一旦降り、又登る参道。

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(大正10年(1921)3月建立)

拝殿内部

本殿


境内より400m程南、久導寺のすぐ北側に立つ「石神社拝所」の碑。