案内板より
伊勢市二見町荘(平成18年3月31日)塩筒翁の神がまつってあります。域内に皇大神宮の御料の御塩を調整する御塩殿、御塩焼所、御塩汲み入れ所があります。御料の御塩は、夏の土用に町内の西地区にある御塩浜から運ばれた塩分の濃い海水を御塩汲み入れ所におさめ、これを御塩焼所で荒塩に焼きます。さらにこの荒塩を、毎年3〜4回御塩殿において三角形の土堝をもって堅塩に焼き固めて、これを御料に供えています。なお、御塩の調進は昔から神領二見郷の住民が奉仕しております。
二見町教育委員会
皇大神宮所管社。祭神は神宮御料の御塩の守り神、御塩殿鎮守神(みしおどののまもりのかみ)。又は塩筒翁(しおつつおきな)とも。
二見潟神さびたてる御塩殿 幾千代みちぬ松のかげにして(鴨長明)
裏手へ回るとすぐ海岸です。昔はこの海岸に塩田があったようです。
神社入り口と、参道
社殿 | |
御塩殿 | |
御塩焼所全景
「天地根元造り」の御塩汲入所 | 「天地根元造り」の御塩焼所 |