神田社

伊勢市神久4(平成18年3月31日)

古くは、この一帯を度会郡(わたらいごおり)と言い、外宮の祢宜度会氏の官社として祀られていたようである。古くより由緒ある神域の一つと考えられるが、神田久志本町はここ神久の隣りにあり、合祀によりこの地に移ったようです。

神社入り口

記述が無いのでどちらがどの御祭神とは言えない。ご存じの方がいらしたらメールを下さい。祭神の鵜葺草葺不合尊と言えば人皇の初めとして知られる、神武天皇の父君だがどうしてこの地に祀られているのだろうか。海幸、山幸神話で有名な主人公、山幸彦(日子穂穂出見命)が、海神(ワタツミ)の娘の豊玉姫命と結婚して産まれた神である。山と海のそれぞれの霊力を受け継いだ偉大な神の様な気がするが、何故か影が薄い。でも伊勢湾にも近く山と海の幸に恵まれたこの地の神に相応しい気がします。

樹齢千余年の楠でしょうか。