龍宮社

伊勢市二見町江 (平成24年5月28日)

東経136度47分29.66秒、北緯34度30分16.83秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
二見興玉神社の境内社で東参道に入った所に鎮座しています。再び水難に遭遇せぬよう五十鈴川派川の二見町江の河 口に龍神を勧請した。河 口の埋立や護岸工事のため昭和13年当社境内に遷され龍宮社と称した。境内の八大龍王大神の石碑には「般若波羅蜜多心業經」と刻まれています。神社なので頭の「仏説 ・・・」は書かれなかったと思うのは考え過ぎか。

『般若心経』(はんにゃしんぎょう)は大乗仏教の空・般若思想を説いた経典の1つ。宗派によって呼び方は様々あり、この他に仏説摩訶般若波羅蜜多心経、摩訶般若波羅蜜多心経、般若波羅蜜多心経と言う。略称として心経。なお、漢訳には題名に「経」が付されているが、サンスクリットテキストの題名には「経」に相当する「スートラ」の字句はない。
僅か300字足らずの本文に大乗仏教の心髄が説かれているとされ、一部の宗派を除き僧侶・在家を問わず、読誦経典の1つとして、永く依用されている。
ウィキペディア より

御祭神 龍神大神・綿津見大神

御由緒
海の守り神・綿津見大神(わたつみのおおかみ)を御祭神とする神社。毎年、旧暦の5月15日には龍宮社の例祭に併せて津波災害の供養と海上安全を祈願して郷中施(ごじゅうせ)が行われます。
「かんこうみえ」 より

郷中施(ごじゅうせ):郷中(村人)が施し合い助け合って危機を切り抜けること
二見興玉神社の境内社である竜宮社の例祭に併せて旧暦の5月15 日に行われる。約200年前の寛政年間(江戸時代)に津波が起こり、残った家はわずか5、6軒という損害の中、氏子たちは隣人同士助け合い、郷中【里中】施しあってこの災害から立ち直りました。以来、供養、村内安穂と海上安全を祈願して、小船に『きゅうり・みる・まつな』 (津波を【急に、見るな、待つな】)などのお供え物を乗せて海に流しています。
郷中施「えぇじゃないか・・」 より

東参道入口

中央龍営社、左手水舎、右社務所

手水舎

龍営社

平成の岡崎型狛犬

『般若波羅蜜多心心経』石碑。

社殿

狛蛙?。チャント阿吽となっております。
御朱印