阿波神社

伊賀市下阿波(平成17年3月24日)

この神社は国道163号線を服部川に沿って伊賀市から津市に向かっていくと、寺坂橋バス停から東に約500メートル位、山裾に鎮座する神社です。社殿の前に狛犬が居るのでどうしても傍で見たくて、始めは境内から社殿に上がる階段に鹿除けと思われる電流が流れた鉄条網が張ってあるので諦め、他に方法はないかと探した結果、林道入口に鉄条網の外し方が書いてあったので、これぞ神のお導きともう一度境内に戻り、目出度く参拝に成功したという曰く付きの神社です。拝殿は極普通の造りでしたが、山の傾斜地を必死の思いで登り、やっと辿り着いた本殿は我が眼を疑うばかりの度派手さ!!本来ならば藁葺きの渋い社殿に此処まで明るい朱をかけるというのは、何らかの意味があるのでしょうか?

(昭和13年11月23日建立)

境内全景。
階段下に鉄条網が張ってある。

此のオレンジ色の取っ手を持って、鉄条網を外し電流を切る事が出来ます。

拝殿前のブタのような鼻をした玉取、子取りのしょうわ狛犬。

未だ造り立て、綺麗な拝殿

拝殿横から本殿覆い屋を臨む

間近で見た本殿覆い屋

豪壮な藁葺き屋根だが
全て派手な朱に塗られた本殿

手水舎の右側に小道があり小川へと階段が造られています。
此処でお水取りの神事が行われるのでしょうか?