大川神社

東経135度9分7.36秒、北緯35度32分53.77秒に鎮座。

 この神社は北近畿タンゴ鉄道宮津線・岩滝口駅の北西約200m、小丘上に鎮座しています。道路に向かって白木鳥居が立ち、 その奥に細い参道。すぐに急な石段参道がつけられ直登の石段をゆっくりと登りきると明神鳥居が立つ境内に到着。境内は木々が途切れて思ったよりも明るく開け、その奥に割り拝殿と流造りの本殿が建立されています。又ここには、やや疑問も残るのですが、狼らしき神使いがいて、狛犬好きには楽しめる神社です。

 この社に案内はなく、創建・由緒など不明ですが、現在は舞鶴市に属する大川の大川神社から分霊勧請されたのではないかと思われます。舞鶴市の大川神社の御祭神は保食神で、創建は顕宗天皇(485年頃)期で蚕・五穀の守護神、神使は狼です。

神社遠景
社頭
一の白木鳥居 鳥居に掛かる額
参道
石段参道
境内入り口に立つ明神鳥居
境内の様子
一見、狛犬とも狐とも見えますが、体表を覆い尽くす剛毛、鋭く長い牙・爪などから、大川神社の神使い・狼さんなのではないかと思っていますが、いかがでしょうか?
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割拝殿
流造りの本殿