田口神社
舞鶴市朝来中683(平成22年7月27日)
東経135度25分38.62秒、北緯35度29分52.79秒に鎮座。
この神社は朝来小学校の西約600mに鎮座しています。山を背にして清水の湧く豊かな森の中に社地が造られ、道路脇には室町時代(享徳3年10月)に奉納された大きな自然石の灯籠がたっています。社号標を右に見て、鳥居を潜ると十数段の石段参道があり、境内中央には舞殿が建立されています。拝殿前には三対の出雲丹後狛犬がおり、それぞれの年代に応じた風格を見せています。妻入りの拝殿の後ろには大きな鞘堂が建てられ、中に素晴らしい彫刻が施された本殿が建立されています。社殿右側に境内社へと通じる参道があり、森の奥に武大神社、乳岩神社が祀られていました。また、神池の中には厳島神社が祀られています。
御祭神:豊受皇大神、日本得魂命、誉田別尊
祭礼日:1月1日・歳旦祭、2月17日・祈念祭、8月6日・夏祭、10月23日(近い日曜日)・秋祭、11月23日・感謝祭
境内社:厳島神社、武大神社、乳岩神社
由緒:当社は白鳳3年(653)この地方の国主でありました日本得魂命が校倉をお建になり、豊受皇大神を勧請して ここに田口祠を創始されたと伝えられ 以来一千三百有余年を経た古社でございます。
豊受大神は伊勢の外宮・誉田別尊は宇佐八幡宮が大元でありまして 産業の司神であり五穀豊穣・開運除厄・縁結び・安産など、あらたかな霊験がありますので 昔から多くの人々に親しまれ崇敬されてまいりました。
又、近世に於ては歴代藩主が毎年秋の大祭に参拝され その時は猿楽や三番叟が献奏されたと記録されております。


社頭 |
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石灯籠
室町時代(享徳3年10月)に一色修理太夫義直により寄進されたもので、市指定文化財となっています。 |
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明神鳥居 |
社号標 |
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石段参道の様子 |
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境内入り口 |
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舞殿 |
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境内の様子 |
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社務所? |
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府登録文化財・江戸時代建立の拝殿 |
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拝殿内の様子 本殿正面 |
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本殿鞘堂と府指定文化財・江戸時代建立の本殿 |
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本殿向拝下と目抜の彫刻 |
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巌座? |
境内社の参道 |
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境内社:武大神社 |
境内社:乳岩神社 |
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神池の中の境内社:厳島神社 |
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ご神木 |
府の文化財環境保全地区に
登録されている鎮守の杜 |
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