大井神社

右京区嵯峨天竜寺造路町(平成19年1月2日)

 この神社は渡月橋の北東すぐに鎮座しています。おみやげ屋さんの間に、目立たない小さな白木鳥居と、自転車置き場となっている参道が続く式内社ですが、表通りの賑わいとは全く無関係な様に静かな境内には、殆ど参拝者の影は見られません。

 御祭神:宇賀霊神、末社・大神宮社・大己貴命
 由緒:大堰川の守り神、また商売繁盛の神として古来住民の信仰が厚い。 また秦氏や角倉了以の信仰も厚いものがあった。
 創立年月日は未詳であるが、延喜式神名帳(927)や「三代実録」貞観18年(876) (山代大堰神、並従五位下)に記載がある。おそらくは秦氏の葛野大堰造営(八世紀初頃)と密接な関係があろう。
 明治10年、村社に列格され今日に至っている。 現在の社殿は野宮神社の旧社殿を移築したものである。
(案内板より)

神社遠景
神社入口 社号標代わりの看板
参道の様子 境内入口
社殿 末社・大神宮社
境内脇にあった椅子風の岩 渡月橋
桂川の中洲には川魚を狙って鷺が沢山舞い降りていました。