梅宮(うめのみや)大社

京都市右京区梅津フケノ川町30 (平成24年9月30日)

東経135度41分51.82秒、北緯35度00分03.31秒に鎮座。

この神社は、阪急嵐山線・松尾大社駅の東北東800m程の辺り、梅津フケノ川町の街中に鎮座しております。

御祭神 酒解神(大山祇神)・大若子神(瓊瓊杵尊)・小若子神(彦火火出見尊)・酒解子神(木花咲耶姫命)

由緒
奈良時代の政治家であった橘諸兄の母・縣犬養橘三千代(665?〜733)が、橘氏の氏神として現在の綴喜郡井出町付近に創建したのが始まりといわれる。平安時代の始め、嵯峨天皇の皇后・橘嘉智子(檀林皇后)によって現在の地に移された。
酒解神(大山祇神)、大若子神(瓊瓊杵尊)、小若子神(彦火火出見尊)、酒解子神(木花咲耶姫命)の四座を祭神とする。酒解神の御子・酒解子神は大若子神との一夜の契りで小若子神が生まれたことから、歓喜して、狭名田の稲をとって天甜酒を造り、これを飲んだという神話から、古くから安産と造酒の神として有名である。
また、皇子に恵まれなかった檀林皇后が、本殿の横に地御座する「またげ石」をまたいで子どもを授かったことから、この石をまたげば子宝に恵まれると伝えられ、その下の白砂は安産のお守りとされている。
現在、本殿、拝殿、幣殿、廻廊、中門などがあるが、これらは元禄13年(1700)の再建によるものである。
庭園は、杜若や花菖蒲の名所として知られるほか、梅、八重桜、椿、つつじ、あじさいが美しい。
境内由緒書き より。

梅宮大社公式サイトはこちら。

一の鳥居

二の鳥居

神額

随身門

随身様

拝殿

本殿

正面

本殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(文化12年(1815)乙亥11月建立)

本殿正面

本殿縁側の神殿狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

本殿


末社

またげ石

ゴヨウマツ