宗忠神社

京都市左京区吉田下大路町63(平成20年4月)

東経135度47分22.05秒、北緯35度1分9.17秒に鎮座。

【狛犬情報・ kuboさんより】
 先日、京都へ旅行(神社めぐり)へ参りました際に、宗忠神社という神社におきまして、珍しい逆立ちした面白い狛犬?がおりましたので、撮影したものを、僭越ながら送信致します。残念ながら片方の物は写真全体が黒ずんでしまいましたが、一見していただけましたら、幸いです。

 御祭神:本社・黒住宗忠、神明宮(上社)・天照大御神、
 例祭日:4月第4日曜日、神明宮・10月
 境内社:忠春社、白山社
 由緒:黒住教の教組黒住宗忠を祀る社です。
 宗忠は、安永9年(1780)備前国(現在の岡山市)今村宮の神主の家に生まれ、 文化11年(1814)の冬至の日に日の出を拝している時に神人一体の霊感を受け、黒住教を創始し、 以後布教を重ね、喜永3年(1850)に没しました。
 安政3年(1856)朝廷から「宗忠大明神」の神号を与えられ、文久2年(1862)高弟の一人、 赤木忠春を中心とした門人たちが社殿を建立しました。幕末には孝明天皇唯一の勅願所となり、 皇室や二条家、九條家などの公家からも厚い崇敬を受けました。
 現在の本殿は流造で、明治45年(1912)に、拝殿は昭和12年(1937)に改築されました。 本殿と並ぶ神明宮は二條家より遷宮されたものと言われています。
 (京都市案内板より )

備前焼きの逆立ち狛犬
建立年代は不明のようですが、定型の多い備前でこんな変わった意匠の狛犬は始めてみました。是非お目に掛かりたい一品です。
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