京都市左京区鞍馬(平成16年11月20日)
鉄輪伝説を知っている身としては、昨今観光客が多すぎて、おどろおどろしさが感じられないが、奥社はうら寂しい感が有り、まだまだ京都の奥の院という感じがしました。
表参道、入口鳥居
裏参道、入口鳥居
表参道階段
ご神木の桂の木
龍船閣
改修中の社殿
川に浮かぶ生花
入口、明神鳥居
玉垣と社殿
中宮右手奥の天の磐船
奥宮参道入口
灯籠の続く参道
奥宮神門
奥宮拝殿
奥宮本殿
奥宮拝殿を守るしょうわ狛犬
(昭和50年12月吉日建立)
玉依姫の船を覆ったと
言われている石積み・御船形石
この神社は全国に約500社あるという貴船神社の本社です。
御祭神は本宮は高寵(雨かんむりに口を三つ、その下に龍)神、奥宮は闇寵神で、何れも水を司る神様です。
本宮の創建は不詳ですが、奥宮が元もとの鎮座地で、天喜3年(1055)に奥宮より現在地に移築されました。現在の建物は大正11年のものです。
奥宮は古社中の古社といわれ、創建は不詳です。伝説によると第18代・反正天皇の御代(1600年程前)の創建といわれています。浪花の津(大阪湾)に黄色い船に乗った女の神様が現れ、「われは玉依姫なり、この船の留まるところに社殿を建てて、そこの神様を大事にお祀りすれば国土を潤し、庶民に福運を与えん」とのお告げがあり、その船は淀川、鴨川をさかのぼって水源の地・奥宮辺りの川のそばから水の湧き出るところに船を留め、そこに御社殿を建てたと伝えられています。(貴船神社HPより)