大歳神社

京都市西京区大原野灰方町575 (平成31年4月6日)

東経135度40分08.94秒、北緯34度56分51.48秒に鎮座。

この神社は、京都縦貫道・大原野ICの南南東2km程の辺り、大原野灰方町の街外れに鎮座しております。

御祭神 大歳神・石作神・豊玉姫命

由緒
祭神は大歳神で養老2年(718)2月の創建と云う。
相殿に石作神と豊玉姫命を祀る。当社は平安時代初期(927)に編纂された延喜式神名帳に山城國122座中、大社52社の一つとして記される古社である。
境内は古くは栢の森と称され、平成7年(1995)に京都市の史跡に登録される。また、神社は栢大明神とも称され、農耕生産の神、ひいては方除祈雨にも霊験ありと知られ当地方の守護神である。
相殿の石作神は代々、石棺などを作る豪族の祖神で、垂仁天皇の后、日葉酢媛命の石棺を献上し石作大連の姓を賜った。
現在の本殿は昭和16年に長岡天満宮の旧本殿を拝領移築し、また神楽殿は平成25年(2013)におよそ60年ぶりに再建されたものである。御例祭は毎年10月21日、氏子祭は10月第3日曜日に行われる。

祭神は大歳神で養老2年(718)2月の創建と云ふ。延喜式神名帳に記され、山城國鎭座社の内大社に列せられていた。この境内は柏の森と称し社を柏の社とも云ふ。農耕生産の神、ひいては方除祈雨にも霊験ありと知られ当地方の守護神である。相殿に石作神と豊玉姫命を祀ってある。石作神は代々石棺などを造っていた豪族の祖神であり、火明命の後裔である。垂仁天皇の后、日葉昨姫命おかくれの時、石棺を献上し、石作大連公の姓を賜った。
石作連を祀った石作神社は延喜式神名帳に記され、貞観元年従五位下に昇格している。
大日本史に石作神社今灰方村大歳神社内にありと記され、石作氏衰微後、 当社に合祀さられたものである。石作神は昭和49年(1974)6月愛知県岡崎市に建立の石工団地神社に分霊す。豊玉姫命は海人であり彦火火出見命の后である。 例祭は10月21日、氏子祭は10月第3日曜に行い、江戸中期より引続き金剛流家元による奉納舞あり。
境内由緒書き より。

神社入口

神門

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

本殿


末社