京都市西京区嵐山宮町3 (平成24年9月30日)
東経135度41分16.78秒、北緯34度59分48.26秒に鎮座。
この神社は、阪急嵐山線・松尾大社駅の西300m程の辺り、嵐山宮町の街中に鎮座しております。
御祭神 大山咋神・市杵島姫命
由緒
大山咋神と市杵島姫命の二神を祀る。
大宝元年(701)に秦忌寸都理が、松尾山大杉谷の磐座の神霊を勧請し、秦氏の氏神として当地に社殿を建立したのが起こりと伝えられる。平安遷都後は王城鎮護の神として、また中世以降は酒造の神として人々の信仰を集めている。
本殿(重要文化財)は、「松尾造(両流造)」と呼ばれる珍しい建築で、天文11年(1542)に改築されたものである。宝物館には、等身大の男神坐像二体、女神坐像一体(ともに重要文化財)が安置されている。
また、境内の霊泉「亀の井」の水を醸造のときに混ぜると酒が腐らないと伝えられる。
毎年4月の松尾祭には、境内に山吹が咲き乱れ、桂川で神輿の船渡御が行われる。また、7月には、御田祭(市無形文化財)が行われるなど、多くの人々でにぎわう。
境内由緒書き より。
一の鳥居
二の鳥居
神額
脇勧請
赤鳥居の上部には榊の小枝を束ねたものが数多く重ね下がっています。これを「脇勧請」と称します。この形は、鳥居の原始形式を示すもので、榊の束は12(閏年は13)あり、月々の農作物の出来ぐあいを占った太古の風俗を、そのまゝに伝えていると言われております。
参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(大正14年(1925)10月建立)
随身門
随身様
参道
拝殿
本殿
正面
本殿
本殿縁側の神殿狛犬
四大神社・三宮社
滝御前入口
滝御前と滝
祖霊社 | 金刀比羅社 |
一挙社 | 衣手社 |
祓戸大神