大将軍八神社

京都市上京区西町48 (平成24年9月28日)

東経135度44分12.36秒、北緯35度01分24.36秒に鎮座。

この神社は、京福電鉄北野線・北野白梅町駅の東300m程の辺り、西町の街中に鎮座しております。

御祭神 素戔嗚尊・御子神八柱・聖武天皇・桓武天皇

由緒
当社は、平安建都の際に都城の方除守護神として造営されたのが始まりとされ、当初は大将軍堂と称したが、江戸時代初期になって大将軍社と改められ、更に大将軍八神社となって現在に至っている。
大将軍とは、陰陽道にいう星神天大将軍で、方位をつかさどる神である。このため、建築・移動・旅行などに関し、法除け、厄除けの神として世間の崇敬を集め、その時々の権力者達も当社を厚遇したといわれる。
当社には、平安時代中期から末期にかけての大将軍信仰高潮期に奉納されたと思われる「神像」百余体が所蔵されている。このうち、武装像束帯像、童子像合せて八十体が昭和47年(1972)に重要文化財に指定された。いずれの像も、独特の表情、装束で異彩を放っており、興味深い。また、陰陽道に基づく、古天文暦資料(府指定文化財)も蔵されている。。
境内由緒書き より。

神社入口

神門

境内

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

星と方位のようです。坤(こん)は南西、離(り)は南、巽(そん)は東南。

拝殿内部

拝殿奥の神殿狛犬

本殿


大杉神社

陶器製狛犬

金比羅神社・長者神社・天満宮・稲荷神社・恵比須神社

猿田彦神社・厳島神社・命婦神社

大金神社・歳徳神社

内部

金属製狛犬

大将軍神

御神木。招霊(おがたま)ノ木