御香宮神社

伏見区御香宮門前町174(平成15年1月3日)

862年、境内に湧き出た水がたぐいまれに香り高く、また様々な奇跡が起こしたことから『御香宮』と呼ばれた。安産や子育ての神様「神功皇后」をお奉りしており、宮家や豊臣秀吉、徳川家康に庇護されたが、1868年鳥羽伏見の戦いで薩摩藩の陣営となり幕府軍と戦う。が、幸いにも戦火を免れ、伏見城の大手門を移した表門(重要文化財)や華麗な拝殿には桃山建築の特色が見られ、社務所裏には、小堀遠州ゆかりの石庭がある。今も本殿横には日本名水百選に選ばれた御香水が滾々と湧きでている。

伏見の戦跡の石碑

境内の一郭

拝殿前に鎮座坐す堂々たる狛犬様。奉納された足の布は何の為?

超大振りの拝殿。唐破風の極彩色がよく目立つ。

拝殿内部通路

拝殿より本殿を臨む

本殿の神殿狛犬。沢山のお供物で嬉しそう

大きな絵馬殿。大から小まで時代もまちまちな絵馬がいっぱい奉納されて居ました。

摂社・松尾社の京尾付狛犬。眼が刳り抜きのにこやか系。

境内社・東照宮のクレオパトラカットの神殿狛犬

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(文化13年(1816)建立)

(慶長4年(1559)建立)