佐牙神社

京田辺市宮津宮ノ下(平成17年1月2日)

ここは延喜式内社に比定される古社で、創建は573年と伝える。
正月の為か国旗が掲げられています。でも何故か巻いてあります。

普通は拝殿の前に鈴と賽銭箱がありそこで参拝するのだが、ここはかなり奥に賽銭箱ならぬ賽銭筵が置いてある。神社の方に尋ねると上がって参拝して下さいとの事。靴を脱いで参拝致しました。そっと賽銭筵を覗き込むと..........参拝者の人数が想像出来ます。この位でしたら我々の願いもきっと聞き届けてくれるでしょう。

国重文の本殿は天正13年(1585)の建造で、左右両殿ともに一間社春日造・檜皮葺。右殿には佐牙弥豆男神、左殿には佐牙弥豆女神をまつり、ともに酒の神であるとされている。室町時代前期の様式を伝えると云われるが、隙間から覗き込むしか無いのがつらい。

横に広い拝殿

神社入口、両部鳥居

お正月飾りを身に纏って満足そうな狛犬