多吉(たき)神社

亀岡市西別院町柚原北谷1 (平成31年4月6日)

東経135度30分45.79秒、北緯34度57分02.13秒に鎮座。

この神社は、亀岡市役所の南西10km程の辺り、大阪に近い西別院町柚原の街中に鎮座しております。

御祭神 高御産霊神・神御産霊神

由緒
延喜式内社多吉神社は、和銅2年(709)当地柚原の向山瀑布の岩頭に創立されて滝大明神と呼ばれていたが、天正12年(1584)霊夢を受け現在地に遷座されて御霊大明神と呼ばれ、のち明治6年(1873)に滝の字にちなんで多吉神社と改められた。
本殿の妻側にある額は、正徳5年(1715)に京都吉田神社の卜部氏の書いたもので「当社御霊大明神御神誌」とあり、当時の名称を示す。
祭神高御産霊神は、古事記等に国ゆずりや天孫降臨を命令された筆頭の神として登場され、天照大御神が皇室の祖神としてあがめられる以前にあっては、大王家の祖神であったとされている。
この神を祭る神社は、全国でも式内社では5社しかなく、亀岡市内では当神社一社のみである。
境内由緒書き より。

一の鳥居

二の鳥居

拝殿

神門

本殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

本殿


末社