松尾(まつのお)神社

亀岡市旭町今峠4 (平成31年4月5日)

東経135度34分22.15秒、北緯35度04分30.58秒に鎮座。

この神社は、京都縦貫道・八木東ICの東5km程の辺り、旭町の街外れに鎮座しております。

御祭神 大山咋命・市杵嶋姫命

由緒
三郎ヶ岳の山麓に位置する当社は、大山咋命と市杵嶋姫命の二柱を祭神として祀る。
社伝等によると、秦川勝が聖徳太子の命を受 けて、佳処である当地に祀ったことに始まるといわれ、平安時代の書物である「延喜式」にも 記載された古い社である。
古昔は、近村も含めた氏神として境内にも多く の建物があったと伝えるが天正年間(1573〜1592)の明智光秀の丹波進攻による兵火に より焼失し、わずかに現本殿だけが難をのが れたという。
本殿は一間社流造檜皮葺の建物で明応7年(1498)頃に建られたものである。身舎組物は三斗組とし、頭貫端を肘木状につくり三斗を受ける。側面は二間で妻飾りを叉首組とする。
なお向拝の桁より下と縁廻りが江戸時 代以降の改変によるが、他は軒まわりも含めて室町時代の姿をよくとどめている。
昭和60年(1985)に本殿が府登録文化財に、また境内及びその周辺が府文化財保全地区に決定された。
境内由緒書き より。

参道入口

参道

舞殿

本殿


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