一宮(いっきゅう)神社

福知山市堀2249(平成20年8月28日)

東経135度7分58.42秒、北緯35度17分12.49秒に鎮座。

 この神社は桃映中学校の北北東約100m、中学校と福知山線を挟んで鎮座しています。市街地より少し南よりの位置にある神社なのですが、大きな鎮守の杜の中に境内はあり、近在で唯一の能舞台や桧皮葺の本殿、府登録文化財に指定されている境内社等が整然と建立されています。

 御祭神:大己貴神
 祭礼日:夏祭・7月20・21日、例祭・10月20・21日
 境内社:大原神社、稲荷神社、少彦名神社?、道祖神社、郷土祖先神、厳島神社、武大神社、常靖神社、天祖神社、鎮神社、八幡神社、天満神社
 由緒:旧府社で、慶雲4年(707)麿子親王の創建にかゝる古社です。
 丹波・丹後の国境の守護神として崇敬され、天正年間、福智山城が築城されると、城中・城下の鎮守神として崇敬を集め、城主によって社殿の修復がなされ、宝物、神饌田等の奉献もありました。現在は福知山鎮守・守護神として崇敬されています。
 現在の本殿は、正徳4年4月に炎上後、時の城主・朽木民部少輔植元によって、享保3年8月に造営されたもので、其の後寛政3年7月に修理され、後は屋根の吹替え等の補修が加えられた程度で現在に至っています。ただし、幣殿、拝殿は、昭和9年に建て替えられています。
 境内には、12の由緒ある境内社があります。

神社遠景
神社入口 参道に聳えるご神木・アラカシ
参道二の鳥居前にいる明治43年生まれの出雲丹後狛犬
出来の良い丸い台座に乗り、造られた当初は素晴らしい狛犬だったのでしょうが、脆い来待石で造られているため、剥落が進み顔などは殆ど判別不明となってしまいました。
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(明治43年(1910)11月1日建立)
能舞台
近在で唯一の能舞台で、間口奥行きともに4.9mの舞台と、幅4.9m、奥行き2.2mの後座を持ち、幅2m長さ10mの橋掛かりがついています。この舞台はもとは、安政4年(1857)城南の小丘(現在の東岡町)にあった朝暉神社境内に藩の普請方によって建立されたもので、明治7年(1874)に一宮神社に払い下げられ、翌年に現在地に移築されたものです。
拝殿前、昭和31年生まれの狛犬
精悍なおじさん顔の、筋肉質な体を持った狛犬です。
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(昭和31年(1956)10月大祭日建立)
入母屋造り唐破風付きの屋根を持つ拝殿
府登録文化財、享保3年(1718)造営、一間社流造桧皮葺の本殿
境内社:府登録文化財・大原神社
享保4年(1719)造営の千鳥破風付、
銅板葺一間社流造の社殿です。
境内社:稲荷神社
境内社:少彦名神社?
境内社:道祖神社
境内社:郷土祖先神
厳島神社を護る明治41年生まれの浪速狛犬
吽は角つきです。
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(明治41年(1908)1月建立)
境内社:厳島神社
  境内社:武大神社入り口
境内社:府登録文化財・武大神社
元禄8年(1695)造営の
銅板葺一間社流造の社殿です。
境内社:常靖神社
境内社:天祖神社
境内社:鎮神社
境内社:八幡神社を護る建立年代不明の狛犬
多分出雲丹後狛犬だと思うのですが、余りに摩耗が激しくどんな狛犬だったのか良く分かりません。
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境内社:府登録文化財・八幡神社
享保4年(1719)造営の千鳥破風・軒唐破風付、
銅板葺一間社流造の社殿です。
境内社:府登録文化財・天満神社
享保4年(1719)造営の千鳥破風付、
銅板葺一間社流造の社殿です。
軍馬・軍鶏之碑