高橋八幡宮
山鹿市鹿本町高橋412(平成24年4月6日)
東経130度45分10.18秒、北緯33度00分09.67秒に鎮座。
この神社は稲田小学校の西約450m、196号線沿いに鎮座しています。
社頭で目立つのは夜泣き貝が棲息するというご神木のイチイガシで、石垣の上にその雄大な姿を惜しげもなく見せています。入口に立つ鳥居に掛けられた注連縄は、筒に巻かれた面白い物で、楼門前の石垣上には明治31年生まれの狛犬がいます。楼門内にも一対の木製狛犬が居るのですが、どうも赤の他人(狛)のように見えます。境内に入ると右に手水舎、正面に妻入りの開放的な拝殿、透かし塀内に本殿が建立され、若宮神社、高橋金神社等の境内社も祀られています。鎮守の杜には除厄記念に植樹された杉がすくすくと育っていました。
地域の方の崇敬心が伝わる、気持ちの良い神社でした。
御祭神:誉田別命
祭礼日:不明
境内社:若宮神社、高橋金神社、猿田彦大神
由緒:菊池家7代当主・菊池隆定(1167〜1222)が創建。今年(2012年)10月7日、建立820周年と兼ねて、30年ぶりに五穀豊穣や子孫繁栄を願う伝統行事「遷宮祭」が執り行われました。と云うことは逆算すると1192年の創建という事になるのでしょうか。
鳥居に掛かる額 |
社号標 |
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石段左右にいる明治31年生まれの狛犬
前脚を前後に踏み出し、やや腰を浮かした状態の蹲踞姿勢です。大きな垂れ耳と大きな目、綺麗に並んだ平歯、長めの顎髭など熊本狛犬の特徴が良く出ています。
狛犬の拡大写真はこちらで |
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(明治31年(1898)戊戌4月1日建立) |
楼門 |
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境内の様子 |
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妻入りの開放的な拝殿 |
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拝殿内の様子 |
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透かし塀と本殿 |
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本殿木鼻・狛犬と象 |
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猿田彦大神 |
「除厄記念杉二千本植樹」碑 |
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鎮守の杜の様子 |
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