南島菅原神社

山鹿市南島951(平成24年4月6日)

東経130度41分20.47秒、北緯33度0分0.19秒に鎮座。

 この神社は3号線と55号線の分岐点東に、3号線に面して鎮座しています。
 道路から市指定天然記念物のご神木・楠が良く見え、奥まった所に立つ鳥居を潜ると、境内入口には狛犬を乗せた燈籠が建立されています。参道を進みご神木を見上げていると何か羽音がします。「楠」の案内柱に日本ミツバチが分封の為に集合してるのです。普通分封は初夏に行われると思っていましたが、こちらでは温かい為もっと早い時期に行われるのでしょうか?
 明るく広々とした境内中央奥に、昭和8年生まれの狛犬が護る唐破風付き入母屋造りの拝殿、透かし塀内に本殿が建立され、境内周囲に境内社や石碑が点在しています。

 御祭神:管原道真公
 祭礼日:うそかえ祭り・3月
 由緒:現在内曲にある南島菅原神社は、天満宮領の重要荘園水田荘の鎮守水田天満宮(福岡県筑後市)からの勧請と伝え、内曲荘の鎮守であったと思われる...。(「 角川日本地名大辞典(旧地名編)」より)

社頭
入口に立つ台輪鳥居 鳥居に掛かる額
境内入口
境内入口に立つ狛犬を乗せた燈籠
燈籠と狛犬の拡大写真はこちらで
境内の様子
拝殿前、昭和8年生まれの狛犬
比較的人面顔で、均整のとれた身体に大きな頭部を付けています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和8年(1933)5月吉日建立)
唐破風付き入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子 拝殿内に掛かる額
透かし塀と本殿
本殿木鼻・狛犬と象

石祠
石祠 末社?
石祠 石碑
石碑 石碑

市指定天然記念物のご神木・楠
幹周囲・4.8m、枝張り東西・26m、枝張り南北・23m、樹高・28m
何処に巣があったのでしょう?日本ミツバチが分封の為「楠」の案内柱に集合していました。