松山神社

宇土市松山町2398(平成24年4月5日)

東経130度40分36.32秒、北緯32度39分58.93秒に鎮座。

 この神社は松橋駅の北約2kmに鎮座しています。
 入口に建つ鳥居を潜ると、参道左には土俵が設えられ、石段を数段上がると社殿が建つ上の境内に入ります。境内左には社務所が配され、中央奥に狛犬が護る入母屋造りの拝殿、後の塀内に弊殿と本殿が建立されています。又、境内の碑の脇に一体だけの先代狛犬がいました。

 御祭神: 建磐龍尊(阿蘇宮)阿蘇家の開神、神八井耳尊(甲佐宮)阿蘇家の氏神、蒲地姫尊(雨宮)雨の事を司る神
 祭礼日:大祭・10月20日、夏祭・7月20日
 由緒:本社は人皇第70代後冷泉天皇の御宇永承3年関白藤原頼通公の草創にして阿蘇宮甲佐宮を勧請あって両神宮と称す。
 後深草天皇の御宇康元元年古保里庄古保里遠江守庄内干田を憂慮し雨の宮を更に勧請す 以後干年には雨祈祭を執行す。
 慶長の頃小西摂津守宇土城主の時社殿焼失せしが加藤清正合國の後社殿を建祭典儀式旧に復し細川侯を経て今日に至る。
 昭和20年8月10日太平洋戦争に依り戦災に遭社殿を焼失せしが氏子崇敬者等の熱意により昭和23年4月竣工す。

社頭
神社入口に建つ明神鳥居
参道の様子
参道左に設えられた土俵
上の境内入口
上の境内の様子
拝殿前、昭和39年生まれの狛犬
このかなり円やかな姿には昭和39年建立に疑問も感じています。整った顔つき、均整のとれた体つきの良い狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和39年(1964)建立)
入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子
塀内の弊殿と流造の本殿

石碑
碑の脇に一体だけいる先代さん
狛犬の拡大写真はこちらで
社務所
ご神木