守山八幡宮

宇城市小川町南部田1108(平成24年4月5日)

東経130度43分04.83秒、北緯32度35分29.01秒に鎮座。

 この神社は九州自動車道のすぐ西側に鎮座しています。
 山の端の十字路に参道入口の一の鳥居が立ち、100m程南東に進むと境内へと上がる石段が付けられ、境内入口には二の鳥居。この社では珍しく随神さんが門内ではなく、参道の左右に分かれた社殿内に置かれています。その後も石段を数段上がると上の境内で、中央に妻入りの拝殿、弊殿、透かし塀内に三間社流造の本殿が建立されています。又、境内左には稲荷神社が祀られ、右には社務所が建てられています。
 山懐に抱かれた、清々しい空気を感じる、気持ちの良い神社でした。

 御祭神:応神天皇、神功皇后、姫大神
 祭礼日:10月15日
 境内社:稲荷神社(宇迦之御魂神)
 由緒:旧社格は郷社。
 宇城市小川町を、ほぼ南北に走る日岳山脈の主峰である日岳(標高243m)のふもとに鎮座する神社。由緒は古く、宇佐八幡宮の末社であったと伝えられるが、1051年(永承6年)、男山八幡宮(石清水八幡宮)の末社として新装復興した年を創建年としている。1048年(永承3年)から1051年(永承6年)にかけて社殿が造営され、男山八幡宮の社人高橋宗願が代官となって神幸を奉修した。
 1910年(明治43年)に熊野座神社と合併した南小野神社(五十猛命。王位姫命。伊弉冉命。事解之男命。速玉男命。神功皇后)が合祀されている。
 鉄眼一切経(黄檗版大蔵経(鉄眼版))で知られる江戸時代の禅僧・鉄眼道光は、守山八幡宮の社僧・佐伯浄信の子として生まれた。なおその生家は、鉄眼道光自身により後に三宝寺と名付けられ、守山八幡宮に隣接している。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

神社遠景
社頭
参道入口に立つ一の台輪鳥居
一般道と共用の参道
石段参道
境内入口に立つ二の明神鳥居
参道の様子
参道両脇に建つ随神殿
随神殿内に居られる阿吽の随神さん
随神殿内に居る御神馬
上の境内入口
妻入りの拝殿
拝殿に掛かる額
拝殿内の様子
弊殿
三間社流造の本殿
社殿全景

境内社:稲荷神社
稲荷神社?の小祠と狐さんの背に乗る御神像
自動車祓い所
猿田彦大神
社務所
境内に咲く桜