和多津海(わだつみ)神社

玉名市岱明町浜田397(平成24年4月6日)

東経130度30分28.43秒、北緯32度54分13.51秒に鎮座。

 この神社は岱明中学校の南西約550mに鎮座しています。低い石垣の上に玉垣が組まれ、周囲に数本の銀杏の巨樹。明るい境内が道路から全て見渡せます。
 入口左右に建立年代不明の狛犬がおり、明神鳥居を潜ると左右に狛犬が乗った燈籠が建立されています。参道正面に入母屋造りの開放的な拝殿、奥に本殿が建立され、裏参道入口にも昭和11年生まれの狛犬がいました。

 この社に案内は無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。4月15日と10月15日に五穀豊穣に感謝し小麦で作った大中小100個余りのだごを投げる「だご」投げ祭りが行われます。

社頭
神社入口
入口にいる建立年代不明の狛犬
すっきりとした体形の穏やかな感じがする狛犬です。綺麗に並んだ平歯と、長くふさふさした顎髭が特徴的な狛犬です。
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入口に立つ明神鳥居 鳥居に掛かる額
境内入り口に立つ狛犬が乗った燈籠
狛犬は阿吽の位置が反対の岩狛さんで、かなり良い出来だと思われますが、残念な事に阿の顔面や足が壊れています。
燈籠と狛犬の拡大写真はこちらで
(安政6年(1859)季未睦月建立)
境内の様子
拝殿前に一基だけ有る、狛犬が乗った燈籠
燈籠と狛犬の拡大写真はこちらで
入母屋造りの開放的な拝殿
拝殿内の様子 拝殿内に掛かる社額
本殿
裏参道入口にいる昭和11年生まれの狛犬
大きな垂れ耳、何処か素朴な感じがする狛犬です。
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(昭和11年(1936)10月吉日建立)

周囲をコンクリートで保護されている燈籠
郷開埋築百年祭記念碑