迫間(はさま)八幡宮

玉名市両迫間1144(平成24年4月6日)

東経130度34分57.3秒、北緯32度56分15.58秒に鎮座。

 この神社は新玉名駅の東約600m、菊池川右岸近くに鎮座しています。
 神社手前には用水路に神橋が架かり、入口に立つ台輪鳥居を潜ると20m程先に楼門が建立され、楼門内には何故か石像の三猿が置かれています。境内正面には妻入りの拝殿、弊殿と板塀内に流造の本殿が建立され、陽光の中に、杉の濃い緑と桜の花の淡いピンクの対照的な色彩が、とても映えていました。

 御祭神:仲哀天皇、神功皇后、応神天皇
 祭礼日:10月15日
 由緒:南北朝時代(1358年)、菊池四郎宗政により建立されました。
 祭神として、四世紀後半頃の仲哀天皇と神功皇后・応神天皇が祀られています。秋の大祭は十月十五日で神楽が奉納されています。
 第二代目の宮司を務められました光永学さんは、宮司の指導教導として活躍されました。また、江戸時代末から明治時代初期にわたって寺子屋を開設して、地域社会の教育に貢献されました。
 顕彰碑が迫間の墓地(納骨堂)にあり、これは、先生を慕った教え子が中心となって建立されました。
 現在の宮司(六代目)さんは小林家ですが、これは、五代目が光永家との養子縁組によるものです。

社頭
神社手前、用水路に架かる神橋
入口に立つ台輪鳥居 鳥居に掛かる額「八幡宮」
参道の様子
楼門
楼門内にいた三猿
…確かこの社は八幡宮だった様な?…
境内の様子
妻入りの拝殿
拝殿内の様子
流造の本殿
本殿目貫彫刻・龍
本殿木鼻・狛犬と象

鎮守の杜の様子
石碑