熊野座神社

玉名市横島町横島2691 (令和4年5月12日)

東経130度34分01.45秒、北緯32度52分39.64秒に鎮座。

この神社は、玉名市役所の南5km程の辺り、横島町横島の街外れに鎮座しております。

御祭神 伊邪那美神・速玉之男神・事解之男神

由緒
創建は、正中2年(1325)で、時の地頭城子大学により勧請された。祭神は伊邪那美の神、速玉之男の神、事解之男の神の三柱であり、紀州の熊野権現を奉祀したものである。
三柱のとなりに炭質化した三体の神像が安置してあるが、これが天保3年(1832)の火災によって焼失したと伝えられている本尊ではないかと思われる。他に神宝として、刀子一,銅鏡一、勾玉一がある。
宮の紋章は転法輪である。熊野水軍の船首の旗印が転法輪であったことから南朝方の根拠地であったと思われる。対岸の鹿島宮も同じ紋章である。
当時、海峡の急潮激流を眼下にする地点にあり、海上安全を祈願する意味を込めてここに奉祀したのであろう。
境内由緒書き より。

参道入口

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治14年(1881)8月初8日建立)

二の鳥居

境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。

(慶応4年(1868)戊辰7月建立)

拝殿

拝殿内部

幣殿

幣殿脇の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

本殿


脇参道入口

脇参道入口の狛犬。拡大写真はこちら。

(平成9年(1997)9月15日建立)

末社

石祠等