坂下阿蘇神社

玉名郡南関町下坂下88 (平成29年3月10日)

東経130度33分54.83秒、北緯33度00分43.49秒に鎮座。

この神社は、南関町役場の南南東6km程の辺り、下坂下の街中に鎮座しております。

御祭神 建磐籠命

由緒
本社は人皇66代一条天皇の長徳元年(995)阿蘇宮一の宮を勧請されたものである。当時阿蘇宮の霊威は甚だ盛で肥後社稷の神であると共に武道の神として尊信が厚かった。室町時代の末期、藤原秀郷の後胤藤原善郷当地臼間野荘を賜る。坂下城を築いて此の地を領有し本社を再建臼間野大明神としてこの土地の鎮護、臼間野城の守護神として尊崇したのである。
社殿は臼間家の尊崇によりその美を尽していたが戦国時代末期の兵火にかかり灰燼となったので、加藤家により再建され今残っている楼門は加藤公建築のもので貴重な文化財である。其後社殿が朽廃したので文化14年(1817)12月現在の社殿が再建され、続いて文政5年(1822)7月現在の拝殿が再建された。後に小次郎丸神社、太郎丸神社、日明神社、黒尾神社を同時に合祀し、大正4年(1915)4月14日東今村八幡宮を合祀されたものである。
境内由緒書き より。

参道入口

神額

参道と随身門

随身様
随身門内の石造狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和11年(1936)9月吉辰建立)

拝殿内部

本殿

左右の脇社

石祠

石祠を護る狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)